My BECHSTEIN

ベヒシュタインと音楽と日々のこと、あれこれ

ベヒシュタインCLASSIC118 の音色を聴かれたい方はこちらをご覧ください→ https://www.youtube.com/watch?v=mu8magRYxJQ 

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昨年からスタートした我が家のもじゃハウス化計画ですが
順調にもじゃハウス化が進んでいるので、今日はご報告を。

2022年の記事はこちら↓

鉢の数は増やしてないのですが、それぞれの鉢の植物たちは成長しました。
昨年と今年の集合写真を比較してみます。

まず昨年↓
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そして、今年↓
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賑やかになりましたね。
なんだか、子供たちが成長したような感慨深さがあります。
特にパキラちゃんはもじゃもじゃになりました。

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他には、サンデリアーナは株が2つだったのを挿し木にして3つにしたら
その後、新たに2つ芽が出てきて、現在、5株とこちらも賑やかになりました。

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ホヤもすくすくと葉が増えています。
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ということで、順調にもじゃハウス化しています。
また、来年が楽しみです。

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函館の写真、色々あるので載せていきます。
これは、駒ケ岳と大沼の写真。
旅の目的は函館観光もありましたけど、駒ケ岳の写真を撮るミッションも掲げていました。
そして、無事に撮れたので良かったです。

ただ、宿泊は大沼のほとりのキャンプ場で2泊したのですが
帰る日の朝に、なんとクマの目撃情報が

幸い、クマにも遭わずキャンプ場も撤収後に閉鎖になったので
色々幸運でしたが、近くにクマがいたと思うと怖いですね。。。

          

1年ぶりのグランドピアノはヤマハ

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さて、今週は久々に小学校のグランドピアノをレンタルしました。
ただ、いつもカワイのピアノがある音楽室を借りてますが
最近、音楽室のカワイは大人気で予約が取れず
かろうじてヤマハのグランドがある多目的室が取れたので行ってきました。

実はこのヤマハ、カワイのピアノに比べるとイマイチなのですよ。。。
ヤマハだから・・・という訳ではなく、コンディションの問題だと思いますが
音色になんか味わいがないのですよね。
かつ、弱音ペダルが極端に効きすぎて、コントロールが難しかったです。

ただ、いいこともありました。
録画してみたら、姿勢を意識しなくても姿勢がよくなっていて、これは嬉しかった。

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なにせ、一時期すごーく姿勢が前かがみになった時期があり
こんな感じでしたからね。↓↓
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脱力奏法と反田さん奏法を比較してみた

丁度、1年前に同じ服で動画を撮っていたので奏法の比較で載せておきます。
上が今年のヤマハで、下が昨年のカワイです。
先ほどヤマハのピアノがイマイチって書きましたけど、
比較したしたら今年の方が音がいい・・・と思ったんですよね。

やはり、手の甲を寝かせて弾く脱力奏法は
音が平べったくなるなあ〜・・・と改めて実感。
今度、カワイで弾いて比較してみたいです。





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今週は夫がお休みが取れたので
函館に行ってきました

詳細は山ブログの方に書いていこうと思ってますが
フォトジェニックな写真が色々撮れたので
こちらのブログでも使えそうです。

何しろ引きこもりの日々なので
最近はホント、ブログに載せる写真がなくて困ってたんですよねー。
尚、今日の上の写真は函館の大沼の写真です。

         

さて、迷走していた奏法ですが
反田恭平さんの弾き方を参考にして、只今矯正中です。
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以前から弾き慣れた曲は、手首を下げて鍵盤を撫でる弾き方が染み付いているので
(脱力奏法でそのように指導をされていたので)
まだあまり弾けてない曲で手首を少し上げ、指は素直にストンと下ろし
ゆっくり弾いて矯正しています。

尚、反田さんは手首というより腕が高い位置にあるのですが
私は腰に配慮して椅子を低くしているので手首だけが上がっている状態です。
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椅子を上げると腰が痛くなるので、これはしかたないかなと。
でも、今のところ問題ないし、この弾き方の方が明らかに音色が良いので
このスタイルでいこうと思います。


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上の写真は、前回のショパンコンクールで第4位のヤコブ・コシュリク。
少し前に、ワルシャワのショパン像のある公園で野外コンサートがあり
ヤコブがショパンの曲を演奏しました。
↓ヤコブのfacebookページより
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ヤコブは前回のショパンコンクールのコンテスタントの中で
私が最も推していた人。

最初は彼の演奏に惹かれたけど、だんだん彼の可愛い一面を知って最後はメロメロに


この私のヤコブ愛が、なんと本人に届いたのです

というのは、娘が少し前にポーランドに旅行しまして
この野外コンサートの会場でヤコブの生演奏を聴いていたんです

更に演奏後にヤコブとお話する機会まであり
(私が娘に、ヤコブを出待ちせよ!と指示したからですが。。。
その際に「母があなたのファンですと伝えたそう。

キャー!!(≧▽≦)

あまりの嬉しさに私はヤコブのFacebookの記事にメッセージを入れました。
Googleで翻訳してポーランド語で
「娘がお世話になりありがとうございました」と。

そしたら、ヤコブが“いいね”をくれたんですが
他の人は普通のいいね、なのに、私だけハートの“いいね”!

キャー!!(≧▽≦)
これって・・・相思相愛!?

↓証拠写真。
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こんなことってあるんですね。
ショパンコンクールで彼をあれこれ取り上げたとき
こんな日が来るなんて思いもしませんでした。

私の愛を届けてくれた娘に感謝です

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かれこれ15年迷走した私の奏法問題・・・
ついに解決

最終的に行きついた弾き方は・・・反田恭平さん!

以前、ピアノを弾くときに手首は上げた方がいいんじゃないか?
過去記事で書いたことがあります。↓
<手首と甲の位置>
脱力奏法では、とにかく手首と甲を下げる指導を受けていたんですが
以前から音の立体感のなさはこの位置が原因であることは感じていて
ブログでもそのことは書いています。

思うに、手首や甲を下げないと指が自然に鍵盤に落下するので
自然な打鍵が自然な音の広がりになっているように思いました。

これを書いた時、反田恭平さんの弾き方が脳裏にありました。
というのは、昨年からパガニーニの主題による狂詩曲を弾いていましたが
私は反田さんの動画を参考にしていたんです。

その際に、反田さんの弾き方をずっと見ていると手首や甲は少し上げ気味で
指を自然に下に垂らして弾かれていたのですよね。

更に、今年のお正月にSapporo黒ラベルのコマーシャル
反田恭平さんが演奏されていたのを見たときも
やっぱり手首や甲は(今より)上げた方がいいかな?
と思いました。

このコマーシャルの反田さんの音色は本当に美しく
この美しさは、指を上から自然に下ろしてるところからくるものに思えたんです。
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そこで、色々試してみたのですが
脱力奏法を習って15年間手首と甲を下げるように弾いてきた私は
その弾き方の方が楽なのでなかなか変えられず

更に、ベヒちゃんが狂っていたりタッチが悪かったので
あまり違いを感じなかったのです。

けれど今回、調律してベヒちゃんの音がクリアになったら
手首と甲を上げた時とそうでないときの音色の違いがはっきり分かりました。

ベヒシュタインを鳴らしたいなら、上げて弾かないと意味ないかも?
そして、この音色なら美しいから騒音にならない!多分。。。

今度こそははっきり、音色の違いを自覚したので
今後は手首と甲を今より上げて弾きます! 
もう迷わない。これで終わりにします!

下は練習してるときに撮った動画で
5月19日が手首を上げてる方で11日が下げてる方です。
同じピアノに思えないくらい音が違う。。。






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調律してから、ベヒちゃんの良い音を録りたいな〜と思って
れこれ弾いてみるのですが、調律で音が整って響くポイントが狭まったのか
どうも柔らかいタッチだけでは響かないのです。

それでふと思い出しました。
ベヒちゃんが我が家にやってきた当初・・・(上の写真)
音が綺麗なのは分かるけど、曲を弾くと思ったような音色にならなかったな〜と。

調律が狂っているときは、そのあたりが音に雑味が入って分かりにくかったんですが
調律で本来のクリアさが戻ったら、あの気難しいベヒちゃんが戻ってきた

これ、他のメーカーのピアノだとここまで差を感じないというか
良い音のピアノは曲を弾いてもそれなりに良い音だな〜と思うのですが
ベヒシュタインは、弾いてみるとあれ?ってなるんです。

でもまあ、そんなことお構いなしで20年弾いてましたけどね。

で、今回あれこれ試行錯誤してたら
手に力を入れてはダメだけど、指先はポイントを狙い
かつ、打鍵と共にすぐに力を抜くとクリアに響きました。

しばらく、ポイントを狙いながらゆっくり弾こうと思います。

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ゴールデンウィークはどこにも行かなかったんですが
連休明けの今週、キャンプに行ってきました。

3月、4月、5月とキャンプに行ってますが
なんと一番暖かかったのが3月、次いで4月。
今回はこの3か月で一番寒かったです

でも、ストーブを持って行ってたので
テントの中はぬくぬくでした

        
さて、先日、3年ぶりに調律をしましたが同時に、
封印していたショパンを解禁しました。

ショパンを封印していた理由はこちら。


ショパンって横の流れで弾くから、タッチコントロールが難しく
ついつい叩いてしまうのですよね〜。

ですので、しばらく弾かないでいたのですが
子犬のワルツだけは上の階を刺激しない程度にコソコソと練習してました。

で、大分叩かなくても弾けるようになった上に
調律で鍵盤の反応がよくなって一気に弾きやすくなったので
先日普通に弾いてみたところ、上からのリアクションなし

このテンポの曲で叩かないで弾けるってことは
他のショパンも大丈夫そうなので、他の曲も解禁することにしました。

ってことで、調律後の記録で子犬のワルツの前半ちょこっとアップ。


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バタバタしてたら、大分間が空きました。
その間に桜は咲いて散り、ゴールデンウィークも終わり。
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上は近所のソメイヨシノたち。
満開もきれいですが、葉桜になっても花と葉っぱのコントラストが綺麗でした

さて、先月のことになりますが3年ぶりの調律をしました。
かなり音程が狂っていたそうで・・・
調律後はまろやかな音になりましたし、何よりタッチが繊細に反応する。
今、かなり抑えて弾いているので、タッチが反応がいいのは本当に嬉しいです。

一応、調律後はいつも録画してるので載せておきます。
たまには目新しい曲ってことで、ブラームスの間奏曲118-2の前半。
まだ譜読みが終わったばかりでおぼつかない演奏ですが
とりあえず調律後の記録。

それと、3年前の調律後の動画も載せておきます。
今は、打鍵音が鋭く固くならないようフワ―っと広がるように弾いてますが
比べてみると違いが良く分かりました。





更に過去の調律後動画はリンクの記事の載せてます。

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上の写真、今から10年前のとある日曜日の写真です。
懐かしい〜
なんだか、昔の写真、いいですね。時々載せよう。

さて、最近、ブログによく書いている言葉・・・

「上下階の人と共存できる演奏」
 
これ、曲を上手く弾くことよりも大事な最近の私のテーマです。

共存できる演奏ってどんな演奏?
って思われそうですが、ちゃんとイメージはあるんですよ。
それが10年前の過去記事のこれ。↓



娘がラヴェルを演奏していた時
ああ、もっと弾いてほしい、もっと聴きたいと耳を澄ませていました。

まあ、自分もそういう演奏ができるようなれたらなあ、と思って
日々、試行錯誤しています。

しかし、10年前に自分が耳を澄ませた曲は
ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌだったんですね。
ラヴェルはベヒシュタインに合うな〜としみじみ思います。

そうそう、今から30ウン年前の学生の時、大学近くのピアノ教室に通っていました。
そのピアノの先生が「りえさんはラヴェルが合うと思います」
とアドバイスをくださって、ソナチネを弾くことになりました。

やがて、時は流れ、学生の時に買ったソナチネの楽譜は娘に譲り
夫は娘にパスカル・ロジェのラヴェル集のCDを買ってやったりしてたら
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娘はパスカル・ロジェのコンサートに行くまでに。。。
結局、娘が一番好きな作曲家はラヴェルになりました。

実はラヴェルとは縁があるかも?



この記事で、藤田真央さんが夜はサイレントピアノでヘッドフォンをして練習・・・
と書いたのですが、情熱大陸の別の動画を見たら
なんとベヒシュタインで夜もガンガン弾いておられました。(上の動画)

コメント欄には私と同じようにサイレントピアノで弾いておられたことを指摘する方が。

ベヒシュタインのピアノなんですね!たしか違う映像ではサイレント付けてましたよね。ドイツは騒音に厳しく練習できる時間帯が限られて大変だと思いますが、才能のある方はどんな環境でも輝いていますね✨

番組を観たとき、藤田真央さんほどの方が
いくらなんでもサイレントピアノで練習って・・・と驚いたのですが
サイレントピアノはリビングに置いてあったので、部屋の防音はないのかもしれないですね。
そして、別のお部屋(防音室の部屋?)にはベヒシュタインがあって
夜はそちらで練習をされている・・・?

これ・・・思いますに、テレビで放映された番組は
国内メーカーへの配慮だったのでしょうか?
サイレントピアノは国内メーカーだったので。

ただ、私のように「藤田真央さんがサイレントピアノ!?
と思う人がいることも想定して
実際のところはネットにあげて、バランスをとった?

ということで、大人の事情があったのでしょうか?


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先日、情熱大陸に藤田真央さんが出ていたので見たのですが
ちょっと驚きのシーンが。。。

ドイツのマンションでの練習風景が、なんとアップライトピアノ!
しかも、夜は音を出せないそうで、サイレントピアノで練習されていました。

世界的に活躍されているピアニストだから、
広いお部屋にグランドピアノをドーン!と置いて
24時間弾いておられるイメージだったので驚き。

番組では、コンサートで弾くモーツァルトの曲を
サイレントピアノでヘッドフォンをしながら一生懸命練習されている姿が
なんとも意外でした。

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実は藤田真央さんだけでなく、他にもへえ〜と思ったのが反田恭平さん。
ショパンコンクールの時に、ワルシャワにマンションを借りて練習されていましたが
他の部屋の人たちに「コンクールに出るのでピアノをガンガン弾きます」
と事前に連絡をして回ったそう。

コンクールに出るのだから自由に弾けるお部屋を借りられたのだと思ってましたが
ピアノが弾ける部屋であっても、かなりご配慮されている様子でした。

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また、フジコ・ヘミングさんは、パリにお住まいで
お部屋にグランドピアノを置かれてますが
やはり周囲に音が聴こえるそうです。
ただ、フランスは芸術に寛容なのでトラブルになることはなく
上の階の人に「いつも素晴らしい演奏をありがとう」と言われたことがあるそう。
私も言われたい。。。


最後に、以前このブログでも紹介した、筋肉ピアニストのフォルテくん。
過去にマンションで騒音トラブルになった経験を動画にアップされていました。
同じようなトラブルを抱えた方々のコメントは興味深いです。



ということで、有名なピアニストの方々でも
集合住宅では相当配慮されているのだな〜としみじみ。

それを考えると、我が家は防音室を入れてから20年近くトラブルがなく
その間、特に娘は思う存分ピアノを弾くことが出来たのでありがたかったです。

そして、去年からまた騒音問題が勃発しましたが
現状は再び受け入れて頂いているので本当に感謝です

とにかく配慮を忘れず共存できる演奏を心がけようと思います。

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