My BECHSTEIN

ベヒシュタインと音楽と日々のこと、あれこれ

カテゴリ: コンサート・コンクール感想

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上の写真は、前回のショパンコンクールで第4位のヤコブ・コシュリク。
少し前に、ワルシャワのショパン像のある公園で野外コンサートがあり
ヤコブがショパンの曲を演奏しました。
↓ヤコブのfacebookページより
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ヤコブは前回のショパンコンクールのコンテスタントの中で
私が最も推していた人。

最初は彼の演奏に惹かれたけど、だんだん彼の可愛い一面を知って最後はメロメロに


この私のヤコブ愛が、なんと本人に届いたのです

というのは、娘が少し前にポーランドに旅行しまして
この野外コンサートの会場でヤコブの生演奏を聴いていたんです

更に演奏後にヤコブとお話する機会まであり
(私が娘に、ヤコブを出待ちせよ!と指示したからですが。。。
その際に「母があなたのファンですと伝えたそう。

キャー!!(≧▽≦)

あまりの嬉しさに私はヤコブのFacebookの記事にメッセージを入れました。
Googleで翻訳してポーランド語で
「娘がお世話になりありがとうございました」と。

そしたら、ヤコブが“いいね”をくれたんですが
他の人は普通のいいね、なのに、私だけハートの“いいね”!

キャー!!(≧▽≦)
これって・・・相思相愛!?

↓証拠写真。
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こんなことってあるんですね。
ショパンコンクールで彼をあれこれ取り上げたとき
こんな日が来るなんて思いもしませんでした。

私の愛を届けてくれた娘に感謝です

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きゃー
今朝、読売新聞のweb版を見たらトップニュースが・・・

亀井くんが、ロン・ティボー国際音楽コンクールで1位
そして、もう1人の1位、韓国のイ・ヒョク
重森さんも4位、おめでとうございます。

NHKに亀井くんとヒョクのツーショットが出ていました。
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1位のお二人、過去にこのブログで取り上げています。

亀井くんはクライバーン国際の時の記事↓



イ・ヒョクは浜松国際の時の記事↓



このお二人には共通点があると思っていて
それは・・・

伸びしろだらけ!!

とにかく多才で様々な可能性に溢れているイメージ。
そんな二人が共に1位って感慨深いものがありました。


尚、可能性は音楽的な部分ももちろんですが

人々を魅了するスター性

二人とも人を幸せな気持ちにさせる何かがあるような?
特に亀井君は・・・
いったいどこまで人々を魅了するのだろう?
と末恐ろしいほどです。


今後が楽しみです。

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ヴァン・クライバーン国際コンクールのファイナリストが決まりました。
前回の投稿で紹介しました亀井聖矢さん、それともう一人の日本人の
田所マルセルさんは、共にファイナルには進めませんでした。残念。。。

亀井さん、セミファイナルのリサイタルは素晴らしかったのですが
あの後、モーツァルトのコンチェルトも演奏されまして
とても楽しそうに弾かれていましたが
チャイコン2位の藤田真央さんのモーツァルトなどに比べると
頑張ってる感があるかな〜・・・という印象でした。

また、叩かないタッチというのは
どうしても、ダイナミックさに欠ける部分があるような。
その辺がコンクールではどう評価されるのかも気になりました。

でも、魅力はありますね〜。
私は亀井さんの弾かれたラフマニノフとベートーヴェンが特に好きでした。
まだ20歳ですから、今後も、どんどんチャレンジしてほしいですね。

それにしても、色々な人のモーツアルトのコンチェルトを聴きながら
藤田真央さんのモーツァルトってやっぱりすごいな〜と改めて思いました。

今回、ファイナリストの演奏はあまり聴いていませんが
ウクライナのチョニのモーツァルトは流れるような素敵な演奏でした。
チョニには頑張ってもらいたい。

ということで、相変わらず聞きかじり状態のコンクールの感想でした。



ヴァン・クライバーン国際コンクールが始まっています。
前回、ダニエル・シュー見たさに、寝る時間も惜しんで観ましたが
今回は情報のみチェックしていました。

その中で、日本人の亀井聖矢さんがすごい・・・
との情報があり、昨日、動画を観てみたら・・・
驚きの演奏でした。

何が凄いって、超絶技巧の曲を叩かない?絶妙なタッチで
ミスなく流れるように演奏されるんです。
ゴムのようなしなやかな演奏。かつ、音色の色彩感が凄い!
しかも、作曲家や曲によって音が全然違う〜。

亀井さんってどんな人?と調べてみると
現在20歳で、2019年ピティナ特級と日本音楽コンクール1位だったんですね。

今回のクライバーン、2015年ショパンコンクール3位のケイト・リウ、
ファイナリストのオソキンス、前回のクライバーン、ショパコンに出ていたソン・ユトン
の3人のことは知っていたので、聴いてみよう楽しみにしていましたが
亀井さんの演奏を聴いてしまうと、ちょっと物足りなく聴こえて・・・
(オソキンスは別世界なのでちょっと違いますが

特にユトン、ケイトは重心が低い演奏で、そこが魅力だと思っていたし
今回聴いても、やはりいいな〜と思ってたんですが・・・

重心が低いと安定感はあるけど色彩感には欠ける面もあるかも・・・と。
逆に亀井さんのような柔軟な演奏スタイルは色彩感の一方で
ダイナミックさを出すのが大変だけど、亀井さんの場合、
響きの豊かさ、表情、勢いでコントロールしてましたね。

ということで、下はセミファイナルの亀井さんの超絶技巧づくしの演奏。
でも、心地よい流れで音楽的に超絶技巧を楽しめます。

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ショパコン4位のヤコブとファイナリストのハオ・ラオの可愛い写真をゲットしました!

ヤコブ、可愛い〜
ハオ・ラオも可愛い〜

ヤコブのショパコン公式のインスタ写真が以前、酷いー!って書いたことありますが
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な、な、なんと?!彼のFacebookのヘッダーが・・・

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ええー?!
お気に入り写真だったの???
まあ、こういところも可愛いということで。

それにしても、一次予選からイチオシとか言いながら一度も演奏を載せてないので
載せておきます。1次と3次は彼は2位だったんですね。

マズルカ賞を取りましたが、マズルカが演奏された3次の動画です。
スタインウェイの音色がすごく好きです。
そして優雅で奥ゆかしい演奏と見かけのギャップがこれまたたまらない

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やっとショパンコンクールのファイナルの全演奏を聴きました。
1位のブルースの演奏も、終わってから初めて聴くという。。。

ということで、それぞれの感想を備忘録として残しておきます。
好き放題書きますが、単なる独り言ですのでご了承下さい。

1位:ブルース・(シャオユー)・リウ
聴いてすぐに、ファツィオリの音がいい!!と思いました。
芯でとらえてる感じで、音色だけで聴く気になる演奏でした。
そして、推進力を自在に操って聴衆をぐいぐい弾きこんでいく感じ。
圧倒的感が、ガジェヴ、反田さんを上回っていて1位は納得。
音楽的かつエンタテナーだなあと思いました。

2位:アレクサンダー・ガジェヴ
唯一、生演奏を聴いたことがあるコンテスタント。
2016年に聴いた時は音が華やかで太く、繊細なショパンは向かない印象でしたが
今回聴いたら、しっかり悲しい音色など出されていて感激。
1次で聴いた時、優勝もあるかも?って思いました。
ただ、たまに本来の太い音が見え隠れしていたような?
尚、浜松ではカワイで1位だったので、カワイと相性がいいい印象。
華やかな音にカワイの艶がのって、魅力的な音色になっていました。
見た目がなんとなく、ツメルマンを意識してるのかな?と勝手に思ってました。

2位:反田恭平さん
ワルシャワでは、侍と言われていたそうですが
私は、審査員のダン・タイソンを意識しているのかな?と勝手に思ってました。
そして、侍はどちらかというと小林さんが当てはまるような?
反田さんは、和をもって尊しとする聖徳太子のイメージでした。
最後のコンチェルトはオケの全ての音を聴きながらの調和のコンチェルトでした。

3位:マルティン・ガルシア・ガルシア
ショパコンで歌いながら演奏する人って過去にいたでしょうか。
聴いているだけで楽しくなる演奏。
かつ、ファイナルのコンチェルト2番の3楽章の音は、
音の粒1つ1つに生命が宿っているような聴いたことがない音でした。
素晴らしかったです。

4位:小林愛実さん
前回と演奏のスタイルが違っていて驚きました。
前回、音が小さいという指摘が多かったですが
今回はピアニッシモの魅力で惹きつけて強弱を効果的に効かせておられました。
その渋い演奏スタイルは孤高な侍のイメージで、独特の存在感がありました。
衣装もいぶし銀の演奏とすごく合っていて、色んな部分で
小林愛実の音楽というブランディングが出来ているなあと思いました。

4位:ヤクブ・クシリック
私のイチオシでしたが、3次の後半で失速・・・ファイナルはそのまま低空飛行でした。
審査結果も3次までは良かったようですが、ファイナルで伸びなかった。
ご本人曰く、地元のプレッシャーが大変なものだったようです。
優勝候補とも言われて、3次あたりからプレッシャーで失速されたんでしょうか。
全体的にシャイな性格でいらっしゃるのか、ここぞというとき
サラッと弾かれて、あれれ・・・ってなることが結構ありました。
そこが可愛いのですが。
スタインウェイの音色が素晴らしかったです。

5位:レオノーラ・アルメリーニ
見た目のもですが、音楽も大らかで雄大な感じ。
ファツィオリは音の減衰が遅く長く伸びるイメージがありますが
その特徴が雄大な演奏とよく合っていたと思います。
ガルシアさんとともに、聴いているだけで元気になる演奏でした。

6位:J J ジュン・リ・ブイ
17歳とは思えぬ、深く情緒のある演奏でした。
指を素直にストンと落して弾かれるのに、なんとも言えない情緒が音楽に漂ってて
不思議な感じでした。これからが楽しみ。

7位以下
・イ・ヒョク
浜松で3位の時の演奏を聴いて、伸びしろがすごい!って思い、以後ウォッチしてましたが
よくぞここまで頑張りました。
明るい性格だそうで、ピアノも明るい音色で、今回、カワイととても相性がよかったような。
歳を重ねて渋みも出てきたら、これからが楽しみです。

・ハオ・ラオ
実は今回、最終的に一番、印象に残った演奏はハオ・ラオでした。
ダニエル・シューを彷彿させる、心から歌い上げる演奏がオバサンの心を鷲掴み
そして温かい音色に癒されました。これからが楽しみですが
母国で結果発表の日にユンディ・リが逮捕されたので、ちょっと心配。
伸び伸びと音楽が出来る環境が続きますように。。。

・エヴァ・ゲヴォルギヤン
ブルースとともに、ショパコンが終わってから演奏を聴きました。
イケイケ感すごい。将来が楽しみです。

・カミル・パホレッツ
ヤコブとともに、地元で正統派の演奏でなかなか大変だったと思います。
個性派の人たちは伸び伸び演奏してる中で、正統派の人たちは自分を抑えて弾かれている姿が
なんとも、健気に映りました。ポーランドの人たちは、地元のプレッシャーと
正統派のプレッシャーがあり、大変だと思いました。


以上が今回のファイナリストの感想です。
皆さん個性的かつ、完成度が高くて、本当に楽しめたコンクールでした。
また、カワイ、ファツィオリの台頭も驚きでした。
これだけ個性の時代になってくると、音色が素直なヤハマは今後大変かもしれないですね。
また、前回はコントロールしやすいヤマハが求められたイメージですが
今回はコントロールのしやすさよりも音色の個性の方が求められた背景に
レベルの高さもあったのかも?とと勝手に思いました。


以上、今回のショパンコンクールの感想でした。

最後に、今回一番印象に残ったハオ・ラオの演奏を貼り付けておきます。


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ショパコンの終わりましたね。
その後、ガラコンを少し聴いたくらいで
相変わらず追い付いてないままです。
まあ、アーカイブは消えないのでぼちぼち聴いていきます。

しかし、ショパコンの公式のインスタはちょこちょこ見てます。
というのが、私のイチオシ
4位・マズルカ賞のJAKUB KUSZLIK(ヤコブ・コシュリク)
の写真をあれこれ探してるんです。

なんとなく・・・彼はイジられてる?
皆さんの写真に比べて、ヤコブの写真はなんか、酷いんです。
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上の写真、前にも載せてますよね。酷くないですか?
さらにガラコンの写真。↓
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ヤコブをイジって遊んでませんか?
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弾いている時は髪が乱れるのはしかたないにしても、弾いてない時ですらこれ↓
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きっとイジられキャラなんでしょうかね。
結果発表の前のファイナリストのトークでも
オタクオーラ全開だったとか。(見てないけど)

でも、そんな彼も小林愛実さんにはこの笑顔!!
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か、か、可愛い〜!!
なんか、ギャップに萌えてしまいました。
愛実さん、ヤコブに優しくしてくれてありがとう。。。

5位のレオノーラともこれ。楽しそうな顔。
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すっかり、ヤコブの可愛いらしさにやらててしまいました。
おかしいなあ・・・私はかつて、イケメンしか受け付けなかったのに。


そして、今回なんだか私の趣味、変なんです。
インスタの反田さんにもすっかり魅了されたんですよ。
その写真がこちら。
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更に、ショパコンではないんですが小林愛実さんのインスタにあった
反田さんの写真に大笑い!笑い飯か?
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反田さん、これらの写真見て益々好きになりました。
なんか、お笑い枠設けようかなって思いました。
ガルシアもいけそうですけど。
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それともう一人、魅了されたコンテスタントがいまして。
ファイナルまではイ・ヒョクとPIOTR ALEXEWICZが可愛い推しだったんですけど。。。
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ファイナルでハオラオの演奏に感動しまして
その後、結果発表の反田さんと小林さんの写真の背後にいるハオラオの
優しい笑顔にハートを射抜かれました。
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この優しい笑顔は、イヒョクを超え!!
マスク姿のヤコブも可愛いけど。

イヒョクはもう、立派に成長されたので可愛い枠は卒業です。
イケメン枠でもいいかもしれない。

今後はハオラオを可愛いイチ推しとして応援したいと思います。
何より、彼の演奏がすごく好きな演奏でした。今後が楽しみ〜

ということで、私も好みのタイプが変わってしまったな〜・・・と思った今回のショパコンでした。
ガラコンのチケット争奪戦に勝って、生ヤコブを見るぞ!!

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↑画像はピティナのツイッターから拝借しました。

ファイナル半分しか聴けてないうちに結果発表となりました。
反田さん2位、小林さん4位、おめでとうございます。素晴らしい!

1位のブルース(ファツィオリ)、一度も聴いてない。。。
*各ラウンド、演奏の早い順から聴くので終わりの方の方は殆ど聴けてないです。
反田さん(スタインウェイ)、1位あるかも・・・と思ったんですが
ファイナル最後のブルースさんが最後に相当盛り上がったそうで。

小林さんは(スタインウェイ)ファイナルの演奏もまだ聴けてないですが
セミファイナルの時点で既に入賞は堅い、って感じの存在感でした。

唯一、生演奏を聴いたことのあるガジェヴ(カワイ)は反田さんと同じく2位でソナタ賞。
ファイナルも素晴らしかったです。カワイの魅力を存分に発揮した名演でした。

3位・コンチェルト賞のガルシア(ファツィオリ)は
ファイナルの演奏が、本当に素晴らしかったです。
あんなピアノの音、聴いたことない?!っていうくらいすごい演奏でした。
絶対、生演奏聴きたい!っていう方です。

イチオシだった4位・マズルカ賞のヤコブ(スタインウェイ)
ファイナルはまだ聴けてないのですが、
セミファイナルを聴いて、お上手なんだけど、
1位には熱量足りない感じで厳しいかもって思いました。
今朝のファイナルのツイッターの反応では、やはり淡泊な印象だったよう。
でも、スタインウェイの音色は本当に素敵でした。

LEONORA ARMELLINI(ファツィオリ)は、
昨日感想を書いてますが悠然とした演奏に癒されました。
この方の5位入賞、なんだか嬉しいです。

6位のJJ(カワイ)は1次しか聴けてないですけど
末恐ろしいほどの印象深い音色、タッチ、音楽づくりでした。

しかし、1位、3位、5位がファツィオリ。更にカワイも2位、6位と大健闘でした。
今回、コンテスタントの個性が本当に豊かでしたが、ピアノも個性の時代でしょうか。
この後、他の方々の演奏も聴いてぼちぼちまとめていきます。

追伸:ガラコンのチケット取れるかなあ・・・凄まじい争奪戦になりそう。

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↑写真:ファイナルの演奏を終えた瞬間の反田恭平さん

順次、聴いた人(殆どアーカイブ)から感想書いていきます。

<10月20日>

・LEONORA ARMELLINI〜ファツィオリ:見た目もなんですが、大河の流れのような悠然とした流れに情感たっぷりな音楽が乗ってる感じ。ファツィオリの大らかな音色がとても合っているというか、スタインウェイだったら情感が収まりきらないかも。 

・KAMIL PACHOLEC〜スタインウェイ:ファイナルで初めて聴きました。正統派の美しいショパン。お上品。今回、個性派が多いので逆に新鮮でした。

今日はセミファイナルの備忘録も更新しています。




<10月19日>
昨日まで仕事で外に出ていたので、セミファイナル全然聴けないうちに
ファイナルが始まってしまいました。

セミファイナル、シモン・ネーリングがプレッシャーだったのか崩れたそうで
ファイナル行けなかったの残念です。それと可愛い推しのアレクセヴィッチも。

他は私がウォッチしてきた方々・・・
スタインウェイの反田さん、小林さん、推しのヤコブ
カワイのお三方・・・可愛い推しのイ・ヒョク、ガジェヴ、JJ Jun
ファツィオリのお二人・・・MARTIN GARCIA GARCIA、LEONORA ARMELLINI

皆さんファイナルに進まれたようで良かったです。

聴けてない人たちが、Kamil Pacholec、Eva Gevorgyan、Bruce (Xiaoyu) Liuの3人です。

今日は反田さんがスタンディングオベーションの
素晴らしい演奏だったそうで、早速聴きました。

・反田さん〜スタインウェイ:反田さんはファイナルまで行けば
指揮者志望の真骨頂を発揮できるだろうと思っていましたが
その通り・・・どころか、もう、これ以上ないんじゃないか?
というくらいの素晴らしいオケとの共演でした。

反田さんは会社を経営されていますが
昨年からコロナ禍で経済的に苦しんでいる音楽家・・・
弦楽器、管楽器など、様々なジャンルの人たちを
オンラインコンサートなどでサポートしてこられました。

その経営スタイルは、1人勝ちを目指すとかでなく
音楽や音楽を志す人たちのために自分の能力を捧げるという博愛的なスタンス。
その人間力の大きさ、世界観をショパンコンクールという最高の舞台で
ぜひ、発揮してもらいたかったし、ご本人もそのつもりだったと思います。
そして、見事に実現されました。よかった。。。うるうる。

ファイナルの演奏では自分のピアノだけでなく
オケの様々な楽器の人たちを引き立たせようっていう演奏が
(それぞれのパートを尊重してる感じ)、オケと聴衆との一体感を生み
これ以上のコンチェルトってあるんだろうか?というくらいパフォーマンスでした。
ショパンとか、ピアノとかを超えた、音楽って素晴らしいなあ、という次元でした。

世界最高の舞台で反田さんが目指してきた音楽が形になって本当に嬉しいです。

・HAO RAO〜スタインウェイ:1次でちょこっと聴いただけですが、重心が低いしっかりした音の印象でした。ファイナル聴いたら、やはりしっかりした音色。そして、体全体を使って歌いあげる演奏は情感たっぷり!込み上げてくるものがあって、聴きごたえあるー!素晴らしい!いやはや、すごい17歳ですね。。。

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<10月19日>
もうファイナル始まってますが、セミ・ファイナルも聴いたので備忘録残しておきます。
上の写真は、ショパコン公式インスタのヤコブの写真。地元のファイナリストなのに、こんな写真載せなくても。。。

まあ、私もこんな写真載せてますけど。
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でも、実は前髪がないと知的なお顔なんですよ。
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・JAKUB KUSZLIK(ヤコブ)〜スタインウェイ:1次からイチオシだったのでセミファイナルも聴いてみましたが、相変わらず美しい音色やポーランドらしいリズム感、歌い回しは素晴らしいのですが、ちょっと熱量足りないかも?ファイナルで熱演が続いているので、このテンションだと少し寂しいような。小林愛実さんの凄みを少し分けてもらえたら・・・みたいな。
・イ・ヒョク〜カワイ:セミファイナルのイヒョクの演奏が良かったと聞いたので、聴いてみました。確かに、持ち味である勢いがソナタ第3番でバッチリはまってました。勢いの魅力では右に出るものいないかも?この勢いでファイナルだと台風の目?
・小林さん〜スタインウェイ:小林さんは24の前奏曲が合う!って思ってたら、セミファイナルは前奏曲を全曲弾かれました。想像通り素晴らしい演奏でした。前回のチョ・ソンジンの前奏曲に負けない凄みでした。それにしても、あの凄みといぶし銀の音色はファイナリストの中でも異色ですね。ファイナル楽しみ♪
・反田さん〜ファイナル聴いた後にセミファイナル視聴。素晴らしい演奏でしたが、会場の反応がイマイチ?牛田さんもでしたが、英雄ポロネーズを最後に持ってくると、地元では厳しい反応をされる感が。。。


<10月16日>
セミファイナルが始まりましたが、聴けておりません。
かつ、仕事が色々入ってきてしばらく聴いてる暇なさそう。

ネットの情報ではANDRZEJ WIERCIŃSKIが素晴らしい演奏だったとか
シモン・ネーリングがプレッシャーなのか自滅気味だったとか
反田さんが素晴らしい演奏だったけど、ご本人は納得いかず演奏後泣かれていたとか
進藤さんがすごい集中力だったとか、角野さん、古海さんは飄々と演奏されたとか
・・・色々耳に入ってますが、とにかくレベルが高い演奏が続いているようですね。

今日少しでもアーカイブ聴けたら更新します。


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